「おっきろ―ぃ!!」


『ん―‐朝かぁ…』


私は毎朝
王子様のkiss…
ではなくうるさい
お兄ちゃんによって
目覚めるのだ。


『はぁ……』

「ため息息つくと、その分幸せが逃げるんだぞ―?」

『え―やだやだ!私のため息返せ~』

「何いってんだか(笑)ほら、ご飯食べなきゃ新学期から遅刻だぞ」