眠り姫の女の子




「だから今の話し聞いてたのか?理事長様に対して馴れ馴れしい態度をとったら失礼なん…だ、ぞ‐」

そう言い終えると
男のこはぶるっと震えた。

??ステージをみると
恐ろしい顔で私の頭を叩いた男のこのことを睨んでいた。



やっぱりお兄ちゃん
怒ると怖いんだな~
ん?でもなんで今怒ったんだろ~?
ま♪私関係ないし
いいっか~♪♪


鼻歌を歌う私を
隣で…いや周りのみんなが不思議そうに見ていたことはもちろん気づかなかった。