強さ、時々弱さ



「恵輔。第三倉庫を拠点にしているのは
高杉族だ。」



「高杉って…高杉徹がボスの?」



「そうだ。」


さすが玲。
走りながらパソコンで
相手の情報をサーチする。


「高杉って言えば
詐欺の容疑を一般の人に
擦り付けた容疑で
俺らが半年前に始末した
あいつらの事だよね?」


あぁ…
そういえばそうだ。
半年前。
あいつらはそれを恨んでるんだな。



「あいつらの特技って
電波ジャックだったよな?」



「あぁそうだ。それがどうした?」



「いや。朝陽が、透流から電話が来た
というメモを残したって言うのを
山口から聞いたから。」



「透流君の電話番号を使って
あーちゃんに電話をしたってこと?」


「そういうことになるだろうね。」





くっそ。
身内を使うなんて。
せこいやつらだ…





朝陽…
待ってろよ…