それはわたしが高校生になったばかりのある日 いつものように 二人で朝ごはんを食べていた 「朝陽・・ごめんな。いつもこんなんで・・」 「ううん。いいの わたしは幸せだから。 高校生になったし あたしも働くからねっ」 いつもとかわりなく お兄ちゃんは笑った お兄ちゃんの笑顔を見て わたしも自然に笑顔になれた。 でも、そんな時