強さ、時々弱さ




「だけど……
小山田を捕まえるのには
もう一つ訳があった。」



「え?」



「それは



朝陽の記憶を
取り戻したかったから。」





「あたしの……記憶?」




「あぁ。」






朝陽と俺は
ずっと前から会っていた。




章哉さんが
知り合って一年後
初めてうちに来いって
言ってくれたことがあった。