教室へ行くと
机に暴言が書かれていた。


『古坂君から離れろ』


さいきんは古坂君絡みが
多くなっていったくらいで
これは前からずっと
やられていた。



「あ!まただ…!!
誰がこんなこと…」



「いいよ。
もう慣れっこだし。」



「南野さんが許しても
俺が許せないの!」



古坂君はかばんの中から
除光液を取り出し
ティッシュにつけて
机を拭いてくれる。




すると一人の女子生徒が
私たちの前へ現れた。