強さ、時々弱さ






「お前・・・さっきまで
死のうとしてたくせに
よくそんな事聞けるよな」





「ご、ごめんなさい・・・」




「別にいいけど。」




彼はコンビニの袋と
ケータイをポケットに押し込むと
ゆっくりと立って
ドアの方向に歩いていく。



あ、
あたしもついていかないと
このビルから
降りられないかも!