強さ、時々弱さ




「大丈夫?
・・・ひどいね、
あんなことするなんて。」



「助けてくれて
ありがとうございました。」



「あぁ、いやいいんだよ。これくらい。」



すると古坂君は
ロッカーの中から
黒いジャージを取り出した。



「はい、これ。
ちょっと大きいかもしれないけど…」





「で、でも汚れちゃうから…」




「気にしないで。
洗えば落ちるんだから。」




「古坂君…」




知らなかった
こんなに優しい人がこの学校に
いたなんて・・・