「おい、大丈夫か?」

声をかけてくれたのは幼馴染の阿佐秀人

「秀・・・人・・・」

「高田の分まで生きような」

彼はそう言って私を抱きしめてくれた

その時、不思議なことに急に元気になった

「・・・そうだね、こんな暗い顔してたら真奈、悲しむよね」

そう言って秀人と別れ、教室に向かった