「……キミ、
俺とやり合ってもさ、
怪我して恥かくだけだよ?」

そういうと、助けてくれている?彼は
余裕そうな目で見ている。

「…んだと!?」

ピシ

チャラい男の人が
その人の胸辺りにつかみかかった瞬間なにかをポケットから取り出した。

「はい。俺の名刺。
ここは一応さ、
病院内だからこういうのは…まずいよね?

これ見たら、わかるでしょ?
あんたなんか、
地獄へ送るのは簡単(笑)」

そういってニコッとする笑った瞬間…

「………し、失礼しましたぁ!」


急いで立ち去った。

あ、お礼言わなきゃ!

「あの…助けてくれて
ありがとうございました」

「いや、別に。
それより大丈夫?
怪我は無かった?」

「はい。
おかげで怪我もしなかったです(笑)」

ジー…

「な、なんですか…?」

なんか、顔についてるかな…


「うん……。
確かに可愛いな。」

「いや…
全然可愛くなんかないです。」

「無自覚…(笑)

良ければ友達になってくれない?
退屈してんだ、俺。」