てか俺………まだ
会ったばかりの女一人にこんなにも執着してるってわけじゃねぇ……けど…

だけど、こんな感情って……。

こんなこと思うのもこんな感情も…

初めてだな――………。

渚の旦那って一体どんな奴なんだろう…。

やっぱり、あんなに可愛いんだし相手もカッコイイのかな。


その時だった。

急に、病室のドアが開いて誰か入って来た。


「渚―、やっぱり我慢できなくて会いたくて来ちまった……


って、

光じゃねぇか…!」


ドアの向こうから現れたのは………

「はぁ!?優也…?
なんでここにいんだよ!」

友達であり…
先輩の優也だった。

「それは、こっちの台詞。

この病室、俺の奥さんの部屋なんだよ。

なんで、お前がここに?」

「…友達になったから。」

「………友達?」

頭に?を浮かべているだろう優也はほっといて渚を待っているとすぐにドアが開いた。

「あぁ、優也!来たの?

紹介するね、友達になったんだけど
この人は……」

「知ってるよ、コイツ。光だろ?

俺の後輩。

まぁダチだから、
先輩って呼ばせねぇし
タメで話してるけどな(笑)」