体育館に響く音



「おい霧崎」


「はい」


霧崎累(キリサキルイ)俺の名前だ。


「油断するなよ」


「わかってますよ」


いつも顧問の先生は口うるさい。


「5年間積み重ねてきた
俺の実力を信じてください」


そう言って俺は試合へ戻った。


相手-俺


8-8

8-9

9-9

11-9



9-7

10-7

11-7