体育館に響く音



「ははっ頑張ってくれよ。
君はこれからきっとすごく強くなる」


「ありがとうございます!」


俺は感謝の気持ちをこめて
ガッシリと握手をした。




そして勢いよく振り向き、
拍手が沸き起こる観客席を見た。


「あっ」


あいつは泣いていた。


俺のために…泣いてくれたんだ…。


俺は覚悟を決め、走りだす。