当時まだウブだった私は
赤面し、
 
 
「かっ、っちょっ、かく…
 隠せよ!エロ本!!」
 
 
と友人に向かって叫んだ。
 
 
しかし友人からは、
若干キレ気味に、
意外な返事が返ってきたのである。
 
 
 
 
 
 
「だって、
 隠す場所ねーだろ!?」
 
 
 
 
 
 
そう言われ辺りを見回すと、
彼の部屋にはタンスのようなモノがなく、
あるのはテレビとゲーム機、
そして
 
 
 
 
 
 
エロ本
 
 
 
 
 
 
の、3つだけ だった。