緊張感の全くないレセルにロキスが反論していると、ナナが笑顔で言う。

「大丈夫ですよ〜♪レセル様の静止がない場合は半殺し程度に済ませますから〜♪」

そう言いながら銃口をロキスに向ける。


今度はマシンガンが放たれ、ロキスは撃たれてなるものかと全てを避けた。

「もう!!一発くらい撃たれてくれないと盛り上がらないじゃないですか〜!!」

「何のために盛り上げるんだよ!!」

パーティーの催しものじゃないんだぞ!と思い、柱の陰に逃げ込んでロキスは息を詰める。
ナナは暫く柱の方を見つめてたが、ロキスが動きを見せないと知り右手を変形させた。

「仕方ありません。
 とっておきの攻撃をします」

変形させた右手をロキスの居る柱に向け、
力を解放させる。


「なっ!?」