何が言いたいの?
あっ…もしかして
ミルクティーが好き同士語りましょう
…っていうことだったのかな?

だけどミルクティー苦手だからなぁ
話を合わせるべきだった?
今さら後悔をする

何か言おうと私は
顔を上げるが何も浮かばない
すると彼は頬にペットボトルを
当て温まりながら呟いた

「ミルクティーって…ちょっと甘いかもなぁ…」

「へ?」

バスが私たちをお迎えに来る
彼はつんとした顔でバスに乗り込む
私も後に続いて乗り込むが
一番後ろの席は
他の人が座っていて座れなかった
私は前のほうの
一人席に座り仮眠を取った