「ねぇねぇ…!」 私は彼の肩を叩いた 「はい?」 彼は顔だけ振り向き返事をする 「これ忘れもの」 「…あざっす」 ペットボトルを渡すと ニコリともせずに 彼は仏頂面で礼を言う 用が済んだ私は その場から離れた …よく分かんない子 ペットボトル…渡して良かったんだよね? だってまだあんなに入ってたんだし