いつもと変わらない登校風景

いつもと同じ紺のスカートを、三回折ってまっすぐ歩く。



「おはよー」



みんながみんなに
声をかけあう。


私もその中のひとり。



同じような日々が、毎日続くけどそうゆうものなのだと、思っていた。


それが当たり前だった。



普通に片想いしていた、16才の春...