「仙崎さん」 主治医に呼ばれカンファレンスルームに向かった。 俺の目の前にはティッシュの箱。 「仙崎さん。奥様の病状についてお話します。お分かりだと思いますが、非常に危険な状態です。心臓は全く機能しない状態で動いているのが奇跡なくらいです。このまま目を醒まさないこともあります。明日を迎えることさえもわかりません。覚悟を決めてください」