病院について処置室に運ばれていく妻に何もしてやれない自分。 医者になろうとしてるのに何もできない自分がいやだった。 次に咲季に会えたのは翌日だった。 ICUで沢山の機械と管に繋がれている咲季。 モニターの音だけが、生きていると俺に教えてくれた。 手も握ってやれない。 キスもできない いつかこうなることはわかっていた。でも、やっぱり気持ちに整理などつけられるはずがない。