新しい家具。 新しい布団。 新しい食器。 新しい学校。 新しい匂いもした。 ご飯を作っていた私に大翔が抱きついてきた。 いつもは私から抱きくからびっくりした。 「どうしたの?大翔? いつもと違うよ…」 「咲季。こっち来て」 手を引っ張られ連れて行かれた先は大翔のお父さんとお母さんが暮らす一階。 リビングの扉を開けるとお父さんとお母さんが座ってこちらを見ていた。 「咲季。ここに座って」 大きなテーブルに4人が座った。