目が覚めると、病室にいた。 隣には大翔もいる。 「咲季?」 「大翔。どうしてここに?学校は?」 「お母さんから連絡があってすっとんできた。」 今まではりつめていた緊張と不安の糸かプツッと切れたと同時に涙が溢れてきた。 「恐かった。死んじゃうんじゃないかと思って…。このまま大翔に会えなくなるかと思った。」 「大丈夫。死んだりしない。俺が助ける。」 止めどなく涙が溢れてくる。 「ずっと、ここにいて。」 「うん。俺は、ここにいる。」