あたしがその南さんとメンバーの親しげな光景を唖然とドアの近くで見ていると… 『バカ繻奈…何でいるんだよ』 背後から意地悪な空雅の声が聞こえて、振り向いた。 多分、シャワーを浴びたのだろう、髪が濡れていた。 「居ちゃ悪いの?」 『ん?…別に…』 空雅はそう言いながら、タオルで髪を拭きながらメンバーの集まる、ソファーに座った。