「悪い?」 『別に…?ほらっ買い物付き合え』 空雅は椅子から立ち上がり 手招きをしながらそう言った。 あたしは頭にクエスチョンマークを浮かべた。 『買い物』 「何で? もう帰って夕食の準備しなきゃ!!」 そう言うと。 無表情で空雅は愁の帰りが遅い事をあたしに告げた。