犬の散歩をしていた時です
道の暗闇に自転車の灯りがちらほらと
僕の方へ向かって
来ていました
部活の試合帰りの君は
泣いていました
僕は話を聞きながら家路えと
2人で歩き出しました
泣いている君は
「お前に話すとすっきりする」

笑顔で言いました
僕は君に
次があるよ
としか言えません
君は笑ってくれました
家について
不意に涙が
出て来ました


寒い寒い冬の道に
君に恋した
僕の姿がありました。