テンションをあげるためにかかっている、やたらベース音が大きい音楽がお腹に響く。
カシャカシャとフラッシュが光るたびにポーズを変え、そのたびに樹くんも合わせてポーズを変えてくれた。
仕事モードに入ると色々余計なことを考えずに済むから妙に気がラクだったりします。
「はい、オッケー!」
カメラマンさんがパンッと両手を合わせた瞬間、あたしの仕事モードはプツンと切れた。
まるで催眠術から目が覚めたように、フッと肩の力が抜ける。
「おつかれさま。」
「……ぉ…わあっ!」
目の前に樹くんの爽やかな笑顔が現れ、あたしは思いっきりベッドから転げ落ちた。
お尻が……痛い。
「大丈夫!?」
樹くんが心配そうにベッドの上からのぞきこんだのであたしは黙ってただうなずいた。
「ホントに…普段と仕事でギャップありすぎ…同一人物とは思えないな。」
カメラマンさんが苦笑い気味に頭をポリポリとかく。
は、はあ……
確かに…
自分でもそう思います。
カシャカシャとフラッシュが光るたびにポーズを変え、そのたびに樹くんも合わせてポーズを変えてくれた。
仕事モードに入ると色々余計なことを考えずに済むから妙に気がラクだったりします。
「はい、オッケー!」
カメラマンさんがパンッと両手を合わせた瞬間、あたしの仕事モードはプツンと切れた。
まるで催眠術から目が覚めたように、フッと肩の力が抜ける。
「おつかれさま。」
「……ぉ…わあっ!」
目の前に樹くんの爽やかな笑顔が現れ、あたしは思いっきりベッドから転げ落ちた。
お尻が……痛い。
「大丈夫!?」
樹くんが心配そうにベッドの上からのぞきこんだのであたしは黙ってただうなずいた。
「ホントに…普段と仕事でギャップありすぎ…同一人物とは思えないな。」
カメラマンさんが苦笑い気味に頭をポリポリとかく。
は、はあ……
確かに…
自分でもそう思います。

