「うーわ、やべぇ!急がないと渋滞にハマる!」
葵と入れ替わりで今度は奏がリビングにやってきた。冷蔵庫から栄養ドリンクを取り出し、玄関に向かう奏を引き止める。
「…お、おい!」
「んだよ。急いでんだけど。」
「か、神戸は……元気にしてんの?」
「ひまちゃん?うん、毎日元気に頑張ってるけど?」
「そうか……」
き…聞けねぇ!
コイツに西山と神戸の仲がどうかなんて聞けない!
そもそも、コイツがそんなとこまで知ってるとも思えないし、何より、聞いたらめんどくさいことになるに決まってる!
「あー…頑張ってるのもいいけど、アイツはまだガキなんだから、ちゃんとご飯食べさせてちゃんと寝かせろよ。」
「……何なの急に。こわっ。」
「いや…働きすぎも良くないんじゃないかと思って…体崩してないか気になっただけ。」
「そんなん直接ひまちゃんに言ってやればいいのに。連絡先知ってんだから。」
「いや…それは…いい。」
メールしたら会いたくなりそうだし…
「…あ、そう。じゃ行ってくる。」
「おう…。」
俺、ちゃんと好きって伝えたほうがいいのかな…
葵と入れ替わりで今度は奏がリビングにやってきた。冷蔵庫から栄養ドリンクを取り出し、玄関に向かう奏を引き止める。
「…お、おい!」
「んだよ。急いでんだけど。」
「か、神戸は……元気にしてんの?」
「ひまちゃん?うん、毎日元気に頑張ってるけど?」
「そうか……」
き…聞けねぇ!
コイツに西山と神戸の仲がどうかなんて聞けない!
そもそも、コイツがそんなとこまで知ってるとも思えないし、何より、聞いたらめんどくさいことになるに決まってる!
「あー…頑張ってるのもいいけど、アイツはまだガキなんだから、ちゃんとご飯食べさせてちゃんと寝かせろよ。」
「……何なの急に。こわっ。」
「いや…働きすぎも良くないんじゃないかと思って…体崩してないか気になっただけ。」
「そんなん直接ひまちゃんに言ってやればいいのに。連絡先知ってんだから。」
「いや…それは…いい。」
メールしたら会いたくなりそうだし…
「…あ、そう。じゃ行ってくる。」
「おう…。」
俺、ちゃんと好きって伝えたほうがいいのかな…

