「いいい一緒に、ですか?」
「うん…一緒に。」
「…となりに布団敷いてってことですか?」
「いや、お前が入ってる布団に俺も入りたいんだけど。」
な…なんですとな!?
「あ…一応言っておくけど、いやらしいことはしないから。マジで。」
「そそそそんなこと考えてないですからっ!」
「それなら一緒に寝てもいい?つーか正直寒いから早く入れてほしいんだけど。」
「あ、はい!すみません!」
そして結局入れてしまうわたし…
「失礼します…」
泉サマはそーっと布団をめくりとなりにゴロンと寝転がった。
泉サマの身体がピタッと横にくっつくと同時にあたしの心臓はドクドクと脈を打ち始めた。
キスしたときと同じ感覚だ。
この雰囲気に耐えきれず寝返りをうち泉サマに背中を向ける。
「……お前今わざと寝返り打ったろ。」
「へ!?そそそそんなことないですよ!」
バレてる…。
「じゃあこっち向けよ。」
「は…はい…」
仕方なくもう1度寝返りをうつと、泉サマも身体をこっちに向けていたため向かい合うような形になった。
ち…近い…
当たり前か。
でも本当に近いし…
薄暗い中で見えたのは泉サマの胸元だけ。顔はあたしの頭の上の方にあるようで、思わずホッとした。
「なあ。」
「は、はい!」
頭の上から声がした。
「お前……西山のことどう思う?」
突然出た“西山”に困惑したが数秒して樹くんであることを認識した。
「うん…一緒に。」
「…となりに布団敷いてってことですか?」
「いや、お前が入ってる布団に俺も入りたいんだけど。」
な…なんですとな!?
「あ…一応言っておくけど、いやらしいことはしないから。マジで。」
「そそそそんなこと考えてないですからっ!」
「それなら一緒に寝てもいい?つーか正直寒いから早く入れてほしいんだけど。」
「あ、はい!すみません!」
そして結局入れてしまうわたし…
「失礼します…」
泉サマはそーっと布団をめくりとなりにゴロンと寝転がった。
泉サマの身体がピタッと横にくっつくと同時にあたしの心臓はドクドクと脈を打ち始めた。
キスしたときと同じ感覚だ。
この雰囲気に耐えきれず寝返りをうち泉サマに背中を向ける。
「……お前今わざと寝返り打ったろ。」
「へ!?そそそそんなことないですよ!」
バレてる…。
「じゃあこっち向けよ。」
「は…はい…」
仕方なくもう1度寝返りをうつと、泉サマも身体をこっちに向けていたため向かい合うような形になった。
ち…近い…
当たり前か。
でも本当に近いし…
薄暗い中で見えたのは泉サマの胸元だけ。顔はあたしの頭の上の方にあるようで、思わずホッとした。
「なあ。」
「は、はい!」
頭の上から声がした。
「お前……西山のことどう思う?」
突然出た“西山”に困惑したが数秒して樹くんであることを認識した。

