「泉もそう言ってることだし決まりだね。」
暗い車内、奏くんは手が繋がれていることに気づいていないようでまた前を向いてハンドルを握った。
泉サマ……怒ってるのか怒ってないのかよくわからないけど…
確かなのは手の甲から泉サマの体温が伝わってくることと、あたしの胸がやけにドキドキしているということだった。
何を考えてるのかな…
あたしも黙って窓の外の景色に目をやった。
それからしばらくして真白家に到着。
真白家に来るのは2回目だけど……
緊張するな…
「ただいまー。さあ、遠慮しないで入って。」
「う、うん。」
玄関まで来ると奏くんが背中を押して家の中に入れてくれた。
リビングから誰かのパタパタと走ってくる音。
「おっかえりー☆」
目の前に現れたのは、お玉を持った……………
美女!!
ミルクティ色の長くてツヤツヤの髪の毛に真っ白でお人形さんみたいな肌にパッチリおめめ。
美女だ…さっきの女の子版泉サマと同じくらい可愛い。
あまりの可愛いさに目が離せずにいると美女はお玉をあたしに突き出した。
「も……もしかして………か、神戸ひひひ…ひまりちゃんっ!?」
暗い車内、奏くんは手が繋がれていることに気づいていないようでまた前を向いてハンドルを握った。
泉サマ……怒ってるのか怒ってないのかよくわからないけど…
確かなのは手の甲から泉サマの体温が伝わってくることと、あたしの胸がやけにドキドキしているということだった。
何を考えてるのかな…
あたしも黙って窓の外の景色に目をやった。
それからしばらくして真白家に到着。
真白家に来るのは2回目だけど……
緊張するな…
「ただいまー。さあ、遠慮しないで入って。」
「う、うん。」
玄関まで来ると奏くんが背中を押して家の中に入れてくれた。
リビングから誰かのパタパタと走ってくる音。
「おっかえりー☆」
目の前に現れたのは、お玉を持った……………
美女!!
ミルクティ色の長くてツヤツヤの髪の毛に真っ白でお人形さんみたいな肌にパッチリおめめ。
美女だ…さっきの女の子版泉サマと同じくらい可愛い。
あまりの可愛いさに目が離せずにいると美女はお玉をあたしに突き出した。
「も……もしかして………か、神戸ひひひ…ひまりちゃんっ!?」

