見下すように鼻で笑った西山は神戸が待つ撮影場所へと走って行った。
正直、今すぐにでも走って行って殴りたかったがそんなことしたら大変なことになることは、一般人の俺にでも想像が出来た。
どこにぶつけたらいいのか分からない怒りが俺の身体の中をグルグルと巡り回る。
自分の手の平に目をやると怒りから震えていた。
クソ…
今回ばかりは何も出来ねぇってことか…。
「はい、じゃあひまちゃんベッドに仰向けに寝てくださーい。」
なに!?
顔を上げると、天蓋つきのお姫様ベッドに仰向けで寝転がる神戸の姿が見えた。
そしてなんの躊躇もなく西山が神戸を押し倒したようなポーズになり、カメラを見る。
「いいね~っ!目線ちょうだい!」
なんなのコレ。
人様のエッチを堂々と見せられているような気分だ…
もちろんそこまでエロいことはしてないんだけど。
仮にも今は俺の彼女なわけで、ソイツが他の男にあんなことされて………………
なんだろ………
すげームカつく!
でも…
悔しいけど………
絵になる。
芸能人×芸能人の絡みはまるで別世界の異次元のものを見ているようで、
やっぱり芸能人には芸能人がお似合いだと思った。
フラッシュが光るたび、俺の頭の中にいた神戸がひとつずつ消えて、無くなっていくような気がした。
正直、今すぐにでも走って行って殴りたかったがそんなことしたら大変なことになることは、一般人の俺にでも想像が出来た。
どこにぶつけたらいいのか分からない怒りが俺の身体の中をグルグルと巡り回る。
自分の手の平に目をやると怒りから震えていた。
クソ…
今回ばかりは何も出来ねぇってことか…。
「はい、じゃあひまちゃんベッドに仰向けに寝てくださーい。」
なに!?
顔を上げると、天蓋つきのお姫様ベッドに仰向けで寝転がる神戸の姿が見えた。
そしてなんの躊躇もなく西山が神戸を押し倒したようなポーズになり、カメラを見る。
「いいね~っ!目線ちょうだい!」
なんなのコレ。
人様のエッチを堂々と見せられているような気分だ…
もちろんそこまでエロいことはしてないんだけど。
仮にも今は俺の彼女なわけで、ソイツが他の男にあんなことされて………………
なんだろ………
すげームカつく!
でも…
悔しいけど………
絵になる。
芸能人×芸能人の絡みはまるで別世界の異次元のものを見ているようで、
やっぱり芸能人には芸能人がお似合いだと思った。
フラッシュが光るたび、俺の頭の中にいた神戸がひとつずつ消えて、無くなっていくような気がした。

