シュガーベイビー★キス

「それに突然すぎて……」





修平くんは確かに優しいよ。



だけどまだやっぱり、素直に受け止められないよ。







「そうだよね……ごめん。」




「……………ううん。」






「返事は…また今度でいいから…ゆっくり考えてくれないかな?」



「うん…。」



「じゃー…この話は一旦おしまい!ね?」




修平くんはニコッと笑うと、あたしの頭をポンポンと軽く叩いた。



同い年なのにずっと年上に感じる…


















結局、流れに身を任せて家の目の前まで手をつないで来てしまった…。




何してんだあたし…




「今日は色々、ありがとう。」




「こっちこそムリ言って困らせて…ごめんね…でも…本当に…好きだから…その…ちゃんと考えてね。」



「は、はい…」



「それじゃあまた明日!」





修平くんはヒラヒラと手を振ると足早に元来た道を戻って行った。

























「……ちゃんと毎日俺のこと考えてくれなきゃやだよ?ひまりちゃん…。」