シュガーベイビー★キス

「こないだしよーと思って出来なかったからな。」



「あ、あれは…あの日一緒に現場に行ったのでチャラになったんじゃ………」



「バカかお前は。」





ば、バカっ!?
改めて思うけど、バカってなんてドストレートな悪口なんだろう…



べっこりヘコむあたしに泉サマは容赦なくたたみかける!




「あれはデートじゃねぇ。付き添いだ。しかもムリヤリ!行きたくて行ったわけじゃないし。それに……………」





そこまで言うと泉サマは何かを思い出しているように目を細めた。


そして、イライラした表情で眉間にシワを寄せた。




「………とにかく!俺は今後絶っっ対現場には行かねぇ…特に……西山樹がいるときはな!わかったか。」



「……は、はい。」




ちょ……




めちゃくちゃ怖すぎるんですけどっっ!



あまりの気迫にあたしは一歩後ずさりした。




そんな怒んなくてもいいのに~……



てゆーか、



なんで樹くん?


なんかあったっけ?




「ま、そういうわけだから土曜あけとけ。」


「は、はい…」




どうせ断っても「拒否権はない」とか言われちゃうんだろうし……



諦めよう。