「ミウ、ナイ!
 よく来てくれたね」

地下のそれも相当深いところにあるその一室に叔父はいた

扉をナイが消滅させると、その向こうで叔父は驚きもせず微笑んでる

――まるで自分の会社に客をむかえてるみたい……

「何落ち着いてるの?
 心配したんだから……
 何がどうなってるの?」

「彼らが世を支配しつつある……」

叔父はステルスのほうを見た

「俺は反抗分子ってとこかな」