「帰ろうぜ~」
涼太がうきうきで声をかける。
「あ~、おなか減った!」
里菜が背伸びをしながら大声で言う。
「私サラダセットにするからポテト分けてね」
七海は相変わらずの調子でほわほわと涼太と里菜におねだりをしている。
私は足軽に大地の机に向かう。
「大地、帰ろうよ!」
「・・・おー。
里菜、行こうぜ~!」
大地はすっと私の横を通り過ぎて、里菜のところへ行く。
そんな大地に、私は思わず固まってしまう。
大地、いつもと違う。どうして?
もしかして・・・ツノ?
「美雪、涼太が待ってるぞ」
微笑まれてもなんか苦しい。
いつものように『ほら、美雪行くぞ』って言ってほしい。
涼太がうきうきで声をかける。
「あ~、おなか減った!」
里菜が背伸びをしながら大声で言う。
「私サラダセットにするからポテト分けてね」
七海は相変わらずの調子でほわほわと涼太と里菜におねだりをしている。
私は足軽に大地の机に向かう。
「大地、帰ろうよ!」
「・・・おー。
里菜、行こうぜ~!」
大地はすっと私の横を通り過ぎて、里菜のところへ行く。
そんな大地に、私は思わず固まってしまう。
大地、いつもと違う。どうして?
もしかして・・・ツノ?
「美雪、涼太が待ってるぞ」
微笑まれてもなんか苦しい。
いつものように『ほら、美雪行くぞ』って言ってほしい。


