【続】俺様甘甘王子様



あたしは、少し言い過ぎたかな、と思って、立ち上がった三田君を見上げた。


――やっぱり身長高っ


そうとだけ思って、謝ろうとはしないあたしだった。


こんなことを改めて思うほど、彼は背が高かった。彼なんかよりも身長の高い人は、もっといると思う。けどあたしの身長が小さいから誰でも大きく感じてしまうのかもしれない。