「あんたのそばを離れなかったあたしに、感謝しなさいよね!」
『はあ?何威張ってんだよ、このチビ』
「今日は何センチか高いです~ほら!」
あたしは龍のそばへ寄って、胸を張るポーズをした。すると、彼は黙ってこっちをチラッと見る。
『ほんと、綺麗』
「なっ///」
そして龍は、あたしの手を掴んで、手の甲に優しくキスをした。
『ほら、行くぞ』
「ちょ、ちょっと!」
龍はあたしの手を離さずに、式場へと向かったのだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…