『龍君、また勉強してるね。結局、なんか変わってなくない?』
昼休み、あんこちゃんが弁当を食べながらそう言った。そう言ったあんこちゃんの目線の先には必死に勉強をしている龍の姿があった。
「やりたいことがあるんだって」
あたしもパンを食べながらあんこちゃんに答えた。
『やりたいこと?それってなんなの??』
「さあ?あたしも聞いてない」
あたしは首を傾げた。龍のやりたいこととは、あたしも詳しくは知らなかったから。
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