「わかった」 『じゃあ、日曜日14時に駅前広場で待ち合せましょ』 「うん」 三田君は満面の笑みで自分の教室へと戻っていった。あたしも一息ついて席へと戻る。 『で、行くことになったの?』 席に戻ると、あんこちゃんとあさみんが、待ち構えているようにこっちを見ていた。 「う、うん。そうよ」 『三田君、ぐいぐい来るね。みやちゃんフリーだから』 あんこちゃんも少し興味ありげに言ってきた。