『えっ!?あ!すいません、俺……』

「妹さんと勘違いしてるんじゃないのーったく、三田君疲れてるんじゃない?練習もほどほどにしなさいよ!」

『え、ちがっ』

「じゃあ、あたしも応援練習あるから行くね!」



三田君の言葉を遮るように喋ったあたしは、その場から逃げるように走って教室に向かった。