あんこから見ても、三田君はみやちゃんに惚れてるみたいだし、龍君だってみやちゃんのこと大事に思っている。それでも、先生が龍君の幼馴染みっていうのは、少し複雑だと思うし、みやちゃんは不安だと思う。 だから、少しでもみやちゃんが龍君といられる時間を増やしてあげたいと思った。 『小倉ちゃんってさ、』 『ん??』 『結構、友達思いだよね』 『そんなのは前からだよ~~!!さっ、少しでも進めようか!』 『うん、そうだね!』 そう言って、あさみいと衣装の準備を再開した。