【短編】意地悪炭酸ベイビー


「ど、して……?」

状況が理解できないあたしは戸惑うことしかできなかった。


「どうしては……こっちの、セリフ……」

息切れで苦しそうに先輩は言った。


え、えっ!

どういうこと??


まだ理解できないあたしに、先輩は息を整えながら言った。


「なんで、先に帰ったの?」

「……え?」


余計わからなくなった……