【短編】意地悪炭酸ベイビー



授業を終わらせるチャイムが鳴り、帰り支度をする。


今日は春ちゃんは委員会だから、あたし一人だ。

学校を出て、トボトボと歩く。


うーん……一人はやっぱつまんないし、寂しいなぁ……

春ちゃん楽しいし、委員会終わるの待とうかな……
そんな距離歩いてないし、今引き返せば大丈夫だよね?

そう思って足を来た道に向けた時だった。



え……?

せ、先輩っ!?


目の前で肩で息をしている先輩が、なぜかいた。


え、ど、どうして??