【短編】意地悪炭酸ベイビー


「ど、どうしたんですかっ……?」


ならべく小さい声で話す。

うぅ……後からズキズキと視線が痛い。


「ちょっと来て」

そう言って先輩はあたしの手を掴んで、歩きだした。


「ちょっ……ちょっと!」


えぇ!?

なに????


あたしなにかしたのかな……??

昨日のことがまた頭の中で再生され、掴まれている腕を見て赤くなるしかなかった。