秘密の場所


で、無事仕事も終わって一件落着。

後はプリントの整理だけ!

時計を見ると、もう5時を回ってる。

今日もカラオケは無理だなぁ…、

いや、しばらくいけそうにないな…。

「恋、秘密の場所 いこうか」

と、強引に私の腕を引っ張ると、どんどん進んでいく。

「え、ちょっと、もうこんな時間なんですけど!!!!」

「時間なんて、俺には関係ないなー」

こ、この強引やろーめ!!!!

でもさ、お互い何も知らないんだよね?

なのに、どうして…?

耳かんだり、く、首にキスしてきたり…。

考えるとくらくらしてきそ…。

「あー、恋の変態」

私のほっぺをむにゅっとつまむ。

「顔がにやにやしてる。やらしーことでも考えた?」

うぅ。別にそういう意味ではないのに…!