授業中、私は居眠りをしていた。

そこを先生にばれちゃって、こっぴどく怒られた。

「こーい!眠いの?眠れなかったとか」

そういいながら、髪の毛をなおしてくれる。

「ん…、眠かった。昨日眠れなかったんだよね…」

そういうと、チョコレートを私にくれた。

「え、いいの?」

「ちょっと!早く元気だしなよー」

笑ってくれた。

うぅ、やっぱり、佳奈がいてくれてよかった…。

相談したいけど、いえないんだよ―、

ごめんね…。

「そうだ、今日、委員会決めがあるんだって。一緒の委員会にしない??」

「うん!何にしようかなぁ…。やっぱり、図書委員会…かな」

図書委員会は、なんかのんびぃり仕事が出来そうだしねぇ。

本をただ並べとけー、みたいな。

佳奈は、別に何でもいいよ、といってくれたから、図書委員会になんとか決まった。

それで、今日の6時間目に、委員会ごとに集まった。

筆箱を持って、私と佳奈は図書室へと向かった。