感情の樹




いろいろなところを
点々としていつの間にか
5年もの月日が経っていた。


ある日ぼくは、
ある街の商店街を
歩いていた。

その日その商店街は
お祭りらしく昼間から
たくさんの人達で
にぎわっていた。


いろいろな店を見ながら
一人歩いていると、
背の低いしわくちゃの
おじいさんが話しかけてきた。