感情の樹


少しだけ歩くと、
木で造られた
かわいらしい家があった。

まるで、何かの絵本に
でてきそうだ。


少し近づくと人影が見えた。


木の柵の上に座り、
金色のきれいな髪を
風になびかせながら
小さな馬を撫でている。


歳は、ぼくと同じぐらいだろうか。