感情の樹



それから2日くらい歩き、
たどり着いたのが
一面中緑の丘だった。

空は青く、どこまでも澄み
ずっと向こうまで
広がっている。

爽やかな風が吹き、
ぼくの頬を撫でる。

ぼくは一瞬で、
ここが気に入ってしまった。