それから2日くらい歩き、 たどり着いたのが 一面中緑の丘だった。 空は青く、どこまでも澄み ずっと向こうまで 広がっている。 爽やかな風が吹き、 ぼくの頬を撫でる。 ぼくは一瞬で、 ここが気に入ってしまった。