「ユウ……」
失神した愛おしい子。
頬に手を当てる。貧血で顔が青ざめている。
「ユウ……ユウ……」
後悔。
「なんで……俺は……」
どこで間違ってしまったのだろう。
一体どこで……。
違う、俺はこんな事をしたかったんじゃない!こんな事、自分で大切なものを傷つけたら意味が無いじゃないか!
裏切られた気分だったんだ。自分に嘘をついていくユウが。どんどん自分から離れていって。
あの男達のように自分を蔑むんだと思ったんだ。
俺は。
「ただ……お前の、昔みたいな笑顔が見たかっただけなんだよ……!!」
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