My fair Lady~マイフェアレディ~


ユウは俺に何か言いたげな視線を寄越してきた。俺はその口からなんとなく何も聞きたくなかったので、先に口を開いた。

「なぁユウ」

ユウの目がキラキラと光に反射して眩しい。

「俺を、愛しているか?」


何故そんな事を聞いたのか自分でもわからない。ただ。ポトリと口から落ちてしまった言葉。

ユウは俺の目を見たまま「うん」と答えた。迷いが無いように思える。

酷く、心が痛んだのは何故なんだろうか。




妙な空気をどうにかしたくて、俺はピクニックに行く約束をした。

ユウは喜んだし、ネオードも気晴らしになると思ったのだろう。快く受け入れていた。




まさか……あんな事になるとは思ってもみなかった。